講演会「エンレイソウの生活史」〜カワユエンレイソウの謎を含め〜

エンレイソウの生活史

川湯地域で1996年に新種として登録されたカワユエンレイソウ

 開花までに10年以上という長い年月を要するエンレイソウ属。交雑種が生まれやすく、日本では9種類が自生しています。

 その中でも、この川湯地域で1996年に新種として登録されたカワユエンレイソウが生息していることをご存知でしょうか。種間交雑に加え、特殊な環境によって生まれた種ではないかとも言われている、謎多き植物なのです。

 発見から約30年が経った今、カワユエンレイソウに変化が訪れています。この地の固有種を通して、いま一度、阿寒摩周国立公園の自然環境へ目を向けるきっかけとなれば幸いです。

概要

タイトル 川湯ビジターセンター自然ふれあい行事 
講演会「エンレイソウの生活史」〜カワユエンレイソウの謎を含め〜
内容 植物の生活史(生活活動)について研究され、長年エンレイ ソウ属の調査をされてきた大原先生による講演。川湯地域の 固有種とされるカワユエンレイソウの謎についてもお話していただきます。
講師 北海道大学名誉教授、理学博士、(公財)北海道環境財団理事長
大原 雅(おおはら まさし)
開催日 2025年5月18日(日)
時間 13:30〜15:30(予定)
会場 川湯ビジターセンター2階
参加料 無料
定員 50名(事前申込不要、会場に直接お越しください)
主催 屈斜路カルデラ自然ふれあい推進協議会
お問い合わせ先 川湯ビジターセンター TEL 015-483-4100(水曜定休)

講師プロフィール

大原 雅(おおはら まさし)
昭和62年 北海道大学農学部助手
平成8年 東京大学大学院総合文化研究科 助教授
平成15年 北海道大学大学院地球環境科学研究科 教授
平成29年 北海道大学大学院地球環境科学研究院研究院長・環境科学院学院長
令和5年 北海道大学大学 定年退職 (同大学名誉教授)
令和5年 公益財団法人 北海道環境財団 理事長
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